A study on internal flow field of automotive torque converter - three dimensional flow analysis around a stator cascade of automotive torque converter by using PIV and CT techniques
2003
受賞論文賞
受賞理由自動車用トルクコンバータの効率向上、アイドリングでの引きずりトルク低減、占有スペースの減少という課題は従来に増して強まっている。この課題に対して、いわゆる計算流体力学を応用した設計法は近年各企業において実用化されている。しかし、回転している3次元空間での乱流を伴う流体運動を計算によって推定して設計に役立てるには、実験解析により実現象を定量的に把握することが不可欠になっている。
本論文は、上記のような必要性がありつつも解決されていなかった課題に果敢にチャレンジして得た成果をまとめたものである。最新の可視化技術であるPIV(Particle image velocimetry 微粒子の飛跡画像を利用する方法)とCT(Computer tomography 異方向の観測結果の統合による解析方法)の巧妙な活用が高い評価に値する。また、実験観測に用いる模型と装置の設計にも工夫がみとめられ、膨大なデータをたんねんに集めた努力も見逃せない。解析の結果、トルクコンバータ内に二次的に生ずる流れや、羽根からの剥離流などの有用な観測結果を得ている。
以上のように工学的および工業的な有用性、独創性という面で優れているので、論文賞に推薦する。
関連文献JSAE Review Vol.22, No.4, 2001
受賞者國嵜 康則(株式会社エクセディ)

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