キャパシターハイブリッド中型トラックの開発
2003
受賞技術開発賞
受賞理由佐々木氏ら5名は,燃費改善と排出ガス低減の両立を目的として,キャパシタハイブリッドシステムを開発し,これを搭載した中型貨物車を市場に投入した。 キャパシタは2次電池と比べて寿命が長く,入出力密度が高いことから,耐久性を要求されるとともにブレーキ時の回生エネルギーが大きい貨物車に適していることを開発コンセプトとして取り上げている。受賞者らは,キャパシタの開発における大きな課題であったエネルギー密度向上のために,電極に使用される活性炭の構造とそれに最適な電解液について検討するとともに性能,耐久性,量産性等を考慮したセルの開発を実施し,従来型と比べて2~10倍のエネルギー密度を有するキャパシタを開発できた。キャパシタ全体の重量軽減とコスト低減が今後の課題ではあるが,ベース車両と比べて燃費1.5倍(km/l),NOx半減,PM70 % 減を達成できたことは,ディーゼル貨物車の燃費低減技術,環境改善技術の発展に大きく貢献したと認められる。
関連文献
受賞者佐々木 正和(日産ディーゼル工業株式会社)
西川 省吾(日産ディーゼル工業株式会社)
岡崎 昭仁(日産ディーゼル工業株式会社)
荒木 修一(日産ディーゼル工業株式会社)
仁科 充広(日産ディーゼル工業株式会社)

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