車載用超小型モータの開発
2003
受賞技術開発賞
受賞理由鈴木将生氏ら5名は、原理的にはこれ以上の小型化は不可能なコンセプトのもとに超小型モータを開発し、アンチロックブレーキ(ABS)油圧モジュール用のモータとして量産化した。
自動車には非常に多くのDCモータを使用した電装機器が搭載されているが、昨今の衝突安全性向上や居住空間拡大の観点から、これら機器の小型化のニーズは非常に高いものがある。しかしながら、DCモータの基本構成は、これら電装機器の黎明期から変化が見られず、モータの小型化は、要求出力の見直しや機器内での配置の工夫に頼っており、本質的な小型化には至っていなかった。
鈴木氏らは、車載用DCモータとしては世界初となる軟磁性粉末成形の鉄心(コア)の実用化をはじめとした新技術の開発によって、「給電・整流部を電磁気力を発生する部位の内部に構成する」という、原理的にはこれ以上の小型化は不可能な画期的なコンセプトを実現し、アンチロックブレーキ(ABS)油圧モジュール用のモータとして量産化した。本車載用超小型モータの開発は、自動車用電装機器の小型化に大きく貢献した。
関連文献
受賞者鈴木 将生(アイシン精機株式会社)
中元 徳也(アイシン精機株式会社)
高木 浩之(アイシン精機株式会社)
横井 道治(アイシン精機株式会社)
神谷 直樹(アイシン精機株式会社)

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