乗降時の筋負担定量化研究
2005
受賞論文賞
受賞理由運転姿勢の最適化は長年研究され、視界および操作性を満足させる運転姿勢は、全ての車両へ適用されている。それに加えるべく、近年の高齢化社会への適応という観点より乗降時の身体への負荷に関し議論もされ、その結果現在、乗降時の負荷を軽減する車両が自動車各社から提案されてきた。
本論文は乗降時の筋負担に関わる人間特性を明確にし、今まで、具体的な解説が無い乗降時の状況(筋負担)を、定量的に分析し、報告しているところに多大な貢献があると認識させた。
主動筋のいずれかの最大筋力比が30%以上になった場合に負担が大きくなることを明らかにした点など、非常に興味深い。また、乗降時の筋負担に関する特性をヒップポイントとの相関で評価し、乗降動作に負担を感じやすい高齢者での実験結果もあわせて評価している意義ある研究で、社会的関心も高いユニバーサルデザインへの貢献度も高いと評価でき論文賞に相応しいと認められる。
関連文献自動車技術会論文集 Vol.34,No.3,2003
受賞者中本 一彦(トヨタ自動車株式会社)
渥美 文治(トヨタ自動車株式会社)
小寺 治行(トヨタ自動車株式会社)
金森 等(トヨタ自動車株式会社)

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