Vehicle Dynamics Evaluation by "Analytical Method of Equivalent Linear System using the Restoring Force Model of Power Function Type"
2005
受賞論文賞
受賞理由自動車を運転する場合に、操舵感は車両の運転のしやすさに大きな影響を与える。従来、この分野における操舵力特性の解析手法としては、操舵角および操舵トルクにより形成されるヒステリシス曲線の各部の特性、例えば勾配やヒステリシス幅などを比較分析し、主観的評価が行われてきた。しかしながら、主観評価に頼らない定量的で簡潔な評価手法が望まれてきた。本研究では、この問題に対して、操舵トルクと操舵角の関係を数式でモデル化する方法に取り組み、この数式から得られる評価パラメータを導出することを試みている。特に、操舵感に最も相関関係が強いとして、2つのパラメータ(操舵角、操舵角速度を関数とする操舵角ばね、減衰特性)を導出した。これにより、理論的に操舵感を評価できる可能性を示した。電動パワステアリングなどのステアリング技術への応用展開につながる新しい研究領域を切り開いたものと考えられ、自動車工学の発展に貢献することが期待され、論文賞に相応しいと認められる。
関連文献Proceedings of AVEC'02,Paper No.20024618
受賞者見坐地 一人(株式会社本田技術研究所)
德永 裕之(株式会社本田技術研究所)
瀧本 繁規(株式会社本田技術研究所)
清水 康夫(株式会社本田技術研究所)
柴田 耕一(日本大学)

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