DEVELOPMENT OF A HIGH PERFORMANCE AND HIGH FUEL ECONOMY FOUR-VALVE DIRECT-INJECTION ENGINE WITH i-VTEC MECHANISM
2005
受賞論文賞
受賞理由現在の自動車用ガソリン機関は低燃費・高出力・低排気を同時に成立させることを求められている。そのために全運転範囲において点火栓近傍に着火可能混合気を生成する必要がある。また、高負荷においてはシリンダ内に燃料をあまねく分配し、全空気を利用して出力を得なければならない。低NOx(窒素酸化物)のためには大量の排気還流(EGR)を必要とし、燃料のシリンダ壁面付着防止によりHC(炭化水素)の低減を実施しなければならない。本論文においてはこれらの要件を、シリンダ中心に位置させた高圧・高応答の筒内直接燃料噴射弁・燃料噴霧形状に適合させた燃料室形状・吸排気弁開閉時期可変・燃料噴射時期最適化・排気浄化触媒等、多くの技術を駆使して、広い運転範囲において成立させ、量産車においてクラストップの低燃費・超低排気・高い動力性能を実現した。その中で低燃費を目的に超希薄混合気運転を可能とするには、最適混合気を点火栓付近に集中することを求められるが、その方法として燃料噴霧流動と燃焼室壁面の干渉を主として利用するのが本論文の特徴である。さらに解析手法に各種の計算予測手法を存分に活用する等、論文賞に相応しい成果と認められる。
関連文献2004 FISITA World Automotive Congress,F2004V231
受賞者堀江 薫(株式会社本田技術研究所)
小川 賢(株式会社本田技術研究所)
甲田 豊(株式会社本田技術研究所)
後藤 博之(株式会社本田技術研究所)

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