鉄-アルミニウム摩擦点接合技術の開発
2006
受賞技術開発賞
受賞理由 地球環境問題に対応する車両の軽量化のために、経済的なアルミ板と鋼板のハイブリッド車体構造の実現が求められている。アルミニウムと鉄を接合するのに従来の溶接のように溶融接合を行うと界面にもろい金属間化合物が生成し十分な接合強度が得られず、リベットやボルトのような機械的な接合に頼らざるを得なかった。本開発は摩擦熱により発生する熱で融点以下の温度で接合するアルミ/アルミの摩擦点接合技術をアルミ/鉄の接合に適用する画期的技術であり、一部の製品に適用しアルミ/鋼板ハイブリッド構造の実用化を一歩前進させた。アルミと接合する鋼板の表面に亜鉛めっきを施し、アルミに高速に回転するツールを接触させることにより、アルミとめっきは摩擦熱で軟化して接触面の酸化皮膜は破壊され、鋼板とアルミの新生面同士が直接接触し、高圧力で固層接合が形成されるものである。
受賞者西口 勝也(マツダ株式会社)
玄道 俊行(マツダ株式会社)
高瀬 健治(マツダ株式会社)
庄司 庸平(マツダ株式会社)
垰 邦彦(マツダ株式会社)

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