夜間の歩行者認知支援システムの開発
2006
受賞技術開発賞
受賞理由 従来の赤外線カメラによる視覚支援システムとは異なり、ステレオ遠赤外線カメラを用いて、三角測量の原理で2つの遠赤外線の放射により対象物の位置ばかりでなく移動を検知するアルゴリズムを考案し、対象物の大きさや形状などから対象物が歩行者であるかどうかを判断する独自の歩行者検知技術を開発した。さらに、その検知結果を音と表示によって運転者に知らせることで、ディスプレイだけに頼ることなく、夜間でも歩行者の見落としを避ける歩行者認知支援システムを開発し、実用化した。これにより、従来の赤外線映像を映すだけの視覚支援システムに比べ、80%程度の認知精度を向上させた。本視覚支援方式は現在の世界的な主流の方式であり、今後の世界標準となりつつあり、我が国が平成18年度より始める第3期科学技術基本計画における安心・安全の社会構築に直接貢献する交通事故軽減を実現する技術開発として高く評価される。
受賞者辻 孝之(株式会社本田技術研究所)
橋本 英樹(株式会社本田技術研究所)
服部 弘(株式会社本田技術研究所)
渡辺 正人(株式会社本田技術研究所)
長岡 伸治(株式会社本田技術研究所)

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