鉛フリー高荷重用ピストンピンブシュの開発
2007
受賞技術開発賞
受賞理由 地球環境保護のための自動車エンジン用軸受の鉛フリー化を一層推進させる新しい技術の開発である。従来、ピストンピンブシュのような高温で高い荷重を受け損傷しやすい軸受の材料としては、耐焼付性に優れる鉛青銅合金を用いてきた。しかし、人体や環境に有害な鉛が重量割合で10%ほども含まれており、鉛を含まない軸受合金の開発(鉛フリー化)が望まれてきた。
 受賞者らは、銅錫ニッケル合金に硬質粒子モリブデンカーバイトを添加し、結晶サイズを微細化して、機械的な強度を向上させた点に開発性が認められる。また、軸受試験機その他による評価の結果から、非凝着性、耐焼付性、耐食性ならびに耐摩耗性が従来品と同等以上であり、その実用性も示されている。ピストンピンブシュのような高荷重軸受に広く普及する技術であるといえる。
受賞者図師 耕治(大同メタル工業株式会社)
酒井 健至(大同メタル工業株式会社)
菅原 博之(大同メタル工業株式会社)
丹羽 正幸(大同メタル工業株式会社)

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