環境にやさしい高付き回り電着塗料の開発および実用化
2007
受賞技術開発賞
受賞理由 世界的に地球環境保護が叫ばれ、環境負荷物質の削減は焦眉の急である。更に防錆性能の向上、省資源、コスト低減などの要求は絶え間ない情況にある。受賞者らは、そういった要請に応えるべく、現在世界中で広範囲に使われている自動車の電着塗装について、形状によらず薄い均一な膜を付着させる技術を開発した。従来は、車体形状に依存して生ずる電流分布に強弱が発生し、これが原因で塗膜厚さが場所によって異なり、無駄な電力と塗料を必要としていた。そこで電流分布、塗料・溶材等の特性による電着のメカニズムを測定と解析によって明確化した。その上で塗膜の析出厚みをコントロールして均一化できる塗料と溶材を開発しその有効性を実証した。このことは前述の社会の要請に大きく応え、今後の自動車の塗装技術を一新すると思われる有効な技術を現実化したことになり、自動車及びその技術にとって多大な貢献である。
受賞者重永 勉(マツダ株式会社)
山田 光夫(日本ペイント株式会社)
吉田 敏弘(マツダ株式会社)

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