歩行者保護脚部インパクター挙動の考察
2007
受賞論文賞
受賞理由 本研究は、歩行者と自動車の衝突事故時の歩行者保護技術に関するものであり、脛が衝突直後に曲げ変形することで骨折しないで、膝靭帯が断裂する傷害発生メカニズムを明確にして、歩行者の脚部保護性能評価手段である脚部インパクターの改良を促進し、高精度な評価を実現し、歩行者保護に大きく貢献した。そのメカニズムの解明には、その後の主流となる、膝部のフレキシブルな機構学的な生体モデルと乗用車のフレキシブル要素モデルを用いた、事故再現計算技術を初めて導入した。また、この研究が発端となって、欧州中心であった脚部の傷害評価技術が世界で広く論議され、世界の脚部傷害評価基準が改訂され、統一した歩行者保護のための評価基準を確立することに大きく貢献した。
受賞者安木 剛(トヨタ自動車株式会社)
山前 康夫(トヨタテクニカルディベロップメント株式会社)

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