エタノール添加によるバイオディーゼル燃料の低温流動性向上および黒煙排出低減に関する研究
2007
受賞論文賞
受賞理由 地球温暖化防止の観点から、植物由来のバイオディーゼル燃料を現在の自動車用軽油の代わりに用いることが提案され、様々な研究が進められている。しかし、現在のバイオディーゼル燃料をそのまま用いると、排出ガス中に黒煙がかなり混じり大気汚染を引き起こすこと、燃料の低温流動性が悪いため冬季の利用が制限されること等の欠点がある。受賞者らはこの欠点を克服する方法の一つとしてバイオディーゼル燃料にバイオエタノールを混入することを着想した。実際に混合して試験を行い、完全ではないが低温流動性がかなり改善されること、黒煙排出がかなり減少することを確認した。まだまだ多くの研究が必要だが、植物由来の燃料へ転換するための研究が大きく進展する契機となる成果である。
受賞者首藤 登志夫(北海道大学)
青柳 友三(株式会社新エィシーイー)
石井 素(独立行政法人交通安全環境研究所)
後藤 雄一(独立行政法人交通安全環境研究所)
野田 明(独立行政法人交通安全環境研究所)

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