残留ガス制御による2ストローク・ガソリンHCCI燃焼(第1報~第4報)
2007
受賞論文賞
受賞理由 低公害・高効率が期待できる予混合圧縮着火エンジンの燃焼制御法は先端的な研究開発課題である。本研究では、ガソリンを燃料として、吸・排気弁をもつ2ストロークエンジンに給気量を任意に調節できる機械式過給機を取り付けることにより、シリンダ内の残留ガスと新気の割合を調節して着火時期の制御を可能とした。また、2ストローク方式により、出力を4ストローク方式と同等にすることができ、予混合圧縮着火エンジンにおいて高負荷が難しかった問題も解決した。このような独創的なエンジンの開発に加えて、混合気形成の光学観察、詳細化学反応解析および化学発光解析によって燃焼メカニズムを詳細にかつわかりやすく解明した。特に、これまでよく理解されていなかった残留ガスの化学的役割を明らかにしたことは学術的に優れた内容である。
受賞者中野 道王(株式会社豊田中央研究所)
政所 良行(株式会社豊田中央研究所)
馬場 直樹(株式会社豊田中央研究所)
高鳥 芳樹(株式会社豊田中央研究所)

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