エンジンバルブ作動角・リフト量連続可変システムの開発
2008
受賞技術開発賞
受賞理由 現在、乗用車用ガソリンエンジンにおいては、環境への負荷低減と動力性能向上を両立させる技術が必須となってきている。その一つに、スロットル弁で吸気量を絞らず、必要な量の空気をレスポンスよくエンジン内に送る可変動弁機構がある。ここで開発されたシステムは、アウトプット揺動カムをマルチリンク機構で駆動し、その支点位置を偏心カムにより制御するもので、各要素技術を高度に集積した構造的に優れたメカニズムを持ち、これにより吸気弁の開弁期間と弁リフト量を連続的かつ広範囲に可変制御できる。同時に、従来エンジンへの搭載を可能にするパッケージングや高い生産性、低コスト化を実現し、量産化を可能にしている。さらに、本システムを高級乗用車用に搭載されたエンジンに採用することによって、クラストップレベルの高出力・高レスポンス、低燃費とクリーンな排気性能を実現している。
受賞者木賀 新一(日産自動車株式会社)
赤坂 裕三(日産自動車株式会社)
有永 毅 (日産自動車株式会社)
伊勢木 淳(日産自動車株式会社)
鈴木 千里(日産自動車株式会社)

Automotive Engineers of Japan, Inc.    All rights reserved.


[ B A C K ]

[ C L O S E ]