Study on Low Temperature Oxidation of Diesel Particulate Matters by Oxygen Storage Component for the Catalyzed Diesel Particulate Filter
2008
受賞論文賞
受賞理由 ディーゼルエンジンから排出される「すす」を含む粒子状物質を除去するための後処理装置として、粒子状物質をフィルターで捕集し、それを数時間に一回の割合で燃焼除去する方法が開発課題とされている。この方法では、フィルター表面に触媒を塗布しておき,堆積した粒子状物質を触媒により低温で燃焼させる技術の確立が不可欠である。本論文では、このような触媒の探索にあたって、触媒上での粒子状物質の酸化のメカニズムを酸化の担い手である酸素の挙動に注目して解析する必要がある、という立場から研究を行い、新たな触媒を見出している。このためにまず、酸素の同位元素を利用して触媒に一度吸着された酸素と触媒表面を流動する酸素を区別する手法を開発し、これにより粒子状物質の酸化のメカニズムの解析を行った。さらにこのメカニズムを用いて酸化セリウムなどが低温でも酸化機能を発揮する触媒であることを見出した。研究手法の着眼点、酸化メカニズムの解明、それに基づき低温酸化に優れた効果を発揮する触媒の探索に成功した点が優れた研究開発の成果として評価できる。
受賞者鈴木 研二 (マツダ株式会社)
原田 浩一郎(マツダ株式会社)
山田 啓司 (マツダ株式会社)
岡本 謙治 (マツダ株式会社)
高見 明秀 (マツダ株式会社)

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