駆動力と制動力を利用した車両運動統合制御システムの開発
2008
受賞技術開発賞
受賞理由 車両の運動性能を限界付近まで引き出しつつ安全に運転できる運動統合制御が各種実用化されている。これらはブレーキ制御を中心とするか前後左右輪の駆動力を制御するシステムで、車両の安定性向上を主な狙いとしている。これに対し、受賞者ら5名が考案・実用化した4輪駆動力と制動力とを一元制御する車両運動統合制御システムでは、常用域から限界域まで継ぎ目なく運転者の意図に忠実な車両運動を得ることに成功した。長年改良を重ねてきた前後輪駆動力配分トランスファーや後輪左右輪駆動力移動制御装置をベースとすることにより、運転者の技量によらず安全なスポーツドライビングが可能になった。本システムは、高い車両運動性能限界と安全性に加え、運転の楽しさを提供する新時代の技術として、自動車技術の発展に寄与した。
受賞者澤瀬 薫 (三菱自動車工業株式会社)
後田 祐一(三菱自動車工業株式会社)
三浦 隆未(三菱自動車工業株式会社)
林川 一史(三菱自動車工業株式会社)
本山 廉夫(三菱自動車工業株式会社)

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