内部EGR分布計測技術の開発(第2報)
2009
受賞浅原学術奨励賞
受賞理由予混合圧縮着火エンジンは、次世代の低燃費・低公害エンジンの本命のひとつと目され、今まで幾多の研究者が、その実現へ向け研究開発に尽力して来た。その燃焼の成否には、新気と残留ガスの混合の程度が大きく関係するが、従来その解明に適した計測手法は確立されておらず、燃焼系開発の大きな障害となっていた。この課題に対し受賞者は、燃焼により発生する物質をトレーサとする独自の残留ガス可視化計測手法を開発し、シリンダ内の残留ガス挙動を詳細に解明して、同ガス挙動と燃焼状態とを関連付けることに成功した。開発した手法は予混合圧縮着火のみならず、広い範囲でエンジン研究開発への応用が期待される。本研究において受賞者は、原理確認から解析まで主体的役割を担っており、この開発姿勢は今後の受賞者の活躍を大いに期待させる。
受賞者福井 健二(株式会社豊田中央研究所)

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