マトリックスIRセンサシステムの開発
2009
受賞技術開発賞
受賞理由自動車の車室内の快適性のためには、室内がある温度になるように空調制御を行なうことが一般的であるが、日射の影響や乗車直後であるかなどの影響で車室内のすべての乗員が同じ暑さや寒さを感じているわけではない。したがって、各乗員に応じた空調を行うためには乗員ごとの温熱状態を測る必要がある。赤外線センサによって温度が測れることは良く知られていたが、実環境での計測へ適用するには多くの困難がある。当該の技術は、実験やシミュレーションを基にしてこれらの困難を克服したものであり、着衣の表面温度から各乗員の温熱感を推定することを可能にするとともに、変動の大きい車室内環境でもセンサ精度を保つ技術を確立した。これを市販車に搭載して、すべての乗員にとって快適な車内環境を実現することに大きく貢献した。
受賞者片岡  拓也(株式会社デンソー)
熊田 辰己(株式会社デンソー)

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