転がり抵抗・制動距離性能向上のためのタイヤトレッドゴムの粘弾性特性の最適化
2009
受賞技術開発賞
受賞理由タイヤ外周部分は、地面に接している時には縮み、その後戻るという変形を繰り返しているが、このときエネルギーをロスしている。ロスの小さい材料は、燃費は良くなるものの制動性能が悪くなり、ロスの大きいものはその逆となって、材料で両性能を同時に向上させることは困難であった。受賞者は、詳細な研究から「通常走行時と制動時とではタイヤ外周面の使われ方が異なっている」という事実を発見した。タイヤは、制動時には車の外側になる部分を多く使っていることから、そこに制動性能の良い、エネルギーロスの大きい材料を使うことにより、燃費の悪化を抑えることに成功した。この結果、制動性能を損なうことなく、1.5%の燃費向上を実現できた。
受賞者茂木 恵美子(株式会社本田技術研究所)
溝根 哲也(株式会社本田技術研究所)
西谷 広滋(株式会社本田技術研究所)
長谷 裕之(株式会社本田技術研究所)
水谷 保(東洋ゴム工業株式会社)

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