車体のロールを考慮に入れた3自由度車両モデルのモデルコンセプト
2009
受賞論文賞
受賞理由車両運動性能の分野では、1956年にSegelによって提案された3自由度車両運動モデルが半世紀余の間、研究者やシャシの設計・開発の現場技術者に信頼されて使われてきていた。受賞者は、このSegelのモデルには誰も指摘しなかった複数の問題があったことを明らかにし、その問題によって発生する誤差の大きさは、現実的なパラメータ値での定量検討の結論を誤らせる程の大きさであることを示した。更にその問題を解決する新しいコンセプトの車両運動モデルを提案した。これは50年ぶりにこの分野の教科書を書き換えることが必要になるほどインパクトのある学術進歩であると共に、操縦性安定性の過渡応答理論研究への信頼度を高め、車両運動力学の開発現場への応用を促進すると期待され、自動車工学の発展への寄与は大きい。
受賞者皆川 正明(慶應義塾大学)

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