国内ポスト新長期排気規制対応 2.OL 直噴ディーゼルエンジンの開発
2009
受賞技術開発賞
受賞理由ディーゼルエンジンの課題である排出ガス低減のため、燃焼改善と排気後処理技術を開発した。燃焼改善では、高圧のコモンレール燃料噴射と噴射精度向上のためのピエゾインジェクタによる多段噴射で冷機時の排出ガスばかりか燃焼音をも低減した。排気後処理では、同一担体にコートした三元触媒とリーンNOx(窒素酸化物)トラップ触媒によりNOxを低減し、DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルタ)によりPM(粒子状物質)を低減した。さらにこれらを制御する独自の制御ロジックを開発した。この技術を適用し、世界で最も厳しい排出ガス規制の一つである国内ポスト新長期規制を世界で始めてクリアし、既存のガソリンエンジンに対し燃費30%、CO2排出20%低減を可能とした乗用車を市場に投入した。本技術は今後の国内ディーゼル乗用車の普及に大いに期待されるものである。
受賞者白河 暁(日産自動車株式会社)
糸山 浩之(日産自動車株式会社)
平本 純章(日産自動車株式会社)
倉石 竜雄(日産自動車株式会社)
田中 芳彰(日産自動車株式会社)

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