サイクルシミュレーションによるディーゼル燃焼の過渡性能予測 (第1報)-マルチゾーンPDFモデルを用いた燃焼予測法の開発- (第2報)-燃焼モデルを利用した加速時エンジン性能推定-
2010
受賞論文賞
受賞理由 ディーゼルエンジン開発では、燃費低減とエミッション低減に向けて予混合圧縮着火燃焼(PCCI)などの新燃焼法や新デバイスの研究が続いている。しかし,これらのシステムは複雑で、システム構築や制御方法の決定には困難を伴う。本研究は、この課題を解決するために、エンジン過渡性能のシミュレーションプログラムを開発したもので、エンジン筒内を領域で扱い、確率密度関数(PDF)と組み合わせた一次元燃焼計算法により計算精度の確保と計算時間の短縮を両立させ、PCCIからマルチ噴射時の燃焼までの連続的な変化を予測している。これにより、吸排気系やターボ、排ガス再循環モデルなどと組み合わせて、燃焼騒音も含めた性能予測が可能になった。この技術は、今後のエンジン燃焼の技術開発に大きく貢献すると期待される。
受賞者上田 松栄(豊田中央研究所)
稲垣 和久(豊田中央研究所)
水田 準一(豊田中央研究所)
白木 睦生(豊田中央研究所)
中山 茂樹(トヨタ自動車 )

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