エネルギー回収により飛躍的に空調動力を低減するエジェクタシステムの開発
2010
受賞技術開発賞
受賞理由 日本のCO2総排出量の17%を占めるといわれる自動車からの排出量削減のため、様々な技術開発が必要とされている中で、自動車の実走行燃費に多大な影響を与えているエアコンにおいても飛躍的な省燃費、省動力技術が求められている。冷媒の圧縮・膨張を用いたエアコンシステムにおいて、エジェクタは減圧過程で失われたエネルギを回収しコンプレッサ動力に変換する省エネルギ手段でありながら、高効率化と小型化を同時に実現することが難しく、今日まで自動車用空調へ適用されなかった。本技術は、搭載性を大幅に向上しつつ効率向上を図り、エバポレータ一体エジェクタのエアコンシステムとして製品化されたものであり、コンプレッサ消費動力が最大約25%低減し、実走行において約2.5%の燃費向上が実現し、CO2削減に大きく貢献した。
受賞者高野 義昭(デンソー)
押谷 洋(デンソー)
五丁 美歌(デンソー)
中村 友彦(デンソー)
石坂 直久(デンソー)

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