μバリエーションとタイヤ特性の関係について
2010
受賞論文賞
受賞理由 タイヤが発生する制動力は,タイヤの回転による外周面の速度と,車の走行による接触路面の進行速度とのズレにより生じることが知られており,そのズレの具合を表すスリップ率と制動力とが対応していると考えられている.しかし,その対応が取れなくなる,「μバリエーション」と呼ばれる現象が,ABS(Anti-lock Braking System)では見られ,ブレーキ性能の向上を妨げる要因の一つとして,原因の解明が待たれていた.本論文は,この現象がタイヤの「前後の変形に対する,力の発生の遅れ」と関係が深いことを,先ず実験から明らかにしたうえ、理論的な面からシンプルなタイヤモデルでその妥当性を明らかにした基礎的かつ有用な研究である.
受賞者 横井 大亮(元 東洋ゴム工業)
河村 和彦(TOYO TIRE EUROPE GmbH)

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