Absorption Technique for Road Noise
2010
受賞浅原賞学術奨励賞
受賞理由 自動車が粗い路面などを走行した場合に車室内で気になる中周波(100~500Hz程度)のロードノイズは、従来から制振材など重量を伴う対策が一般的で、さらに高周波数の音対策に使われる吸音材では厚くなり現実的な対策は困難であった。受賞者は基礎実験から行い、吸音材の吸音基本原理である粒子速度(空気速度)の減衰に着目して、片側を振動壁とする二重構造にすることによって空気速度を壁面に沿う方向に変えられることを見出した。この原理を応用して車室内の狭い空間に設置した薄く軽い吸音材によりロードノイズを改善できることを実車でも確認した。この研究成果は自動車工学および工業上にも大きな影響を与えるものであり、自動車技術者として今後ともこの分野の発展への貢献が期待できる。
受賞者萬 菜穂子(マツダ)

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