トロイダル形無段変速機のトラクション接触面内部における発熱解析
2010
受賞論文賞
受賞理由 地球環境問題に対する自動車の燃費改善要求に伴い、大型自動車用のCVT(無段変速機)にも、更なる伝達効率向上が求められている。トロイダル形CVTの伝達効率は、運転中の接触部の発熱による温度上昇により、その効率は大きく変化する。このトラクションの接触部は、運転時に生じる微小滑り領域でスピン運動を伴いながら発熱を伴うため、予測が困難な状況であった。本論文は、トラクション接触部の接触面内部の温度上昇量を、二円筒転がり試験機を用いたモデル実験で実測するとともに発熱を考慮したトラクション接触面内部の温度上昇計算式を示し、実測データと検証を行ったもので、これにより、トロイダル形CVTの伝達効率の正確な予測に貢献するものである。
受賞者宮田 慎司(日本精工)
Bernd-Robert Hohn(ミュンヘン工科大学)
Klaus Michaelis(ミュンヘン工科大学)
Oliver Kreil(ミュンヘン工科大学)

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