LESによるガソリンエンジン筒内燃焼計算のための火炎伝播モデルの開発
2011
受賞浅原賞学術奨励賞
受賞理由 ガソリンエンジンのさらなる高効率化を図るためには、サイクル毎に変動するシリンダ内現象を予測することが求められる.これには,非定常解析が可能で,物理量の瞬時値が得られるLarge Eddy Simulation(LES) が有用であるが、この手法で一般的に用いられる燃焼モデルは物理的根拠が乏しく、普遍的なモデルとは言い難い。そこで、受賞者は火炎面のフラクタル特性に着目し、実験によるフラクタル解析結果に基づいた独自の燃焼モデルを提案した。さらに、このモデルを用いて予測された気流変動に伴う燃焼期間のサイクル変動が実験結果と同程度であることを示すことにより、本モデルの妥当性を明らかにした。この成果はエンジン開発へのLES手法適用の可能性を示したものとして高く評価されるものであり、今後も自動車技術への貢献が期待される。
関連文献自動車技術会論文集Vol. 41 No. 4
受賞者小坂 英雅(株式会社豊田中央研究所)

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