人体FEモデルを用いたシート着座時の尻滑りメカニズムの考察
2011
受賞論文賞
受賞理由 自動車乗車時の快適性を表す指標の一つにシートの座り心地がある。その中で尻滑りは、乗車中の姿勢崩れに繋がるなど、座り心地に大きく影響する。これまでは、尻滑りは官能評価によることが多いが、受賞者らは、シート着座時のドライバの尻滑りメカニズムを、人体FEモデルを用いて解明を試みており、新たな解析手法の提案をしている。シートの尻滑りを尻下の座面角度と尻下荷重から検討し、腰重心周りのモーメントより、尻下荷重と、その作用ベクトル~腰部重心間距離の影響が大きいことを明らかにしている。シートの座り心地を向上させるメカニズムを明快に示しており有効性は高く、この手法は、尻滑り以外の着座快適性の改良にも適用が期待される。
関連文献自動車技術会論文集Vol. 40 No. 2
受賞者林 重希(トヨタ自動車株式会社)
安木 剛(トヨタ自動車株式会社)
北川 裕一(トヨタ自動車株式会社)
高比良 与志樹(トヨタテクニカルディベロップメント株式会社)

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