車両運動が操舵トルクに及ぼす影響を補償する電動パワーステアリングの制御
2011
受賞論文賞
受賞理由 車両運動と操舵系は互いに影響し合って車両の安定性および収束性に影響している。高速走行時はヨー応答の減衰特性の低下ばかりでなく、操舵系の減衰特性も低下する。近年増加しているパワーステアリング搭載車の場合は、この電動モータの慣性モーメントが操舵系に加わり、操舵系および車両系の減衰性を低下させる。本論文は車両運動が操舵トルクに与える影響のみを補償する電動パワーステアリングの制御について、簡単な操舵系および車両系を用いて運動方程式を構築し、実車試験によりその制御の効果を検証している。基礎的で地味であるが、着想に優れ、ステアリングトルクの設計に基本的な指針を与える研究として高く評価できる。
関連文献自動車技術会論文集Vol. 40 No. 6
受賞者久代 育生(トヨタ自動車株式会社)
山崎 一平(トヨタ自動車株式会社)
国弘 洋司(トヨタ自動車株式会社)

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