人体FEモデルを用いた歩行者腰部傷害評価指標の検討
2011
受賞浅原賞学術奨励賞
受賞理由 自動車の衝突安全に関わる歩行者の保護は、近年では益々重要な課題となってきている。その際、従来は欧州で開発された歩行者保護腰部評価法が用いられてきたが、骨盤骨折の正確な評価が困難であった。受賞者は、人体腰部の解剖学的構造を正確に表現した人体FEモデルを構築することにより、骨盤骨折が発生し得る状況を網羅的に再現することに成功した。さらに、シミュレーション結果を基に提案した評価指標を用いることにより、骨折を予測する定量的な評価が可能となった。自動車の車体形状や特性と衝突時の歩行者の骨盤骨折の関係を定量的に把握する取り組みであり、本研究の成果は、衝突時の歩行者安全を飛躍的に向上させた自動車の実現に貢献すると共に、医学と工学を融合した新たな自動車技術の発展への寄与も期待される。
関連文献自動車技術会論文集 Vol. 41 No. 3
受賞者池田 美和子(株式会社 本田技術研究所)

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