新開発溶接ワイヤを用いたアルミニウム合金と鋼板の異種金属接合技術の開発
2012
受賞論文賞
受賞理由 自動車の燃費改善と安全性向上の両立を図るための重要な要素技術として、鋼とアルミニウム合金の異種 金属溶接に対するニーズは大きい。しかし、従来の溶接では脆弱な金属間化合物が生成して十分な継手強 度が得られなかった。本論文では、金属間化合物の形成を抑制するシース材の開発とフラックスの最適化 により、自動車生産に工業利用可能な溶接ワイヤを開発した。本溶接ワイヤは通常のミグ溶接機、レーザ溶 接機を用いて高い溶接強度を達成し、ワイヤ供給速度、スラグ残留、ビード幅、耐食塗装の適用性において も実用性が考慮されている。従来の自動車生産ラインに適用可能な技術であり、軽量高強度な自動車の設 計製造に大きな自由度を提供するものである。今後、さらなる環境と安全に配慮した自動車技術の発展に 貢献が期待できる。
関連文献自動車技術会論文集 Vol.42 No.2
受賞者松本 剛(株式会社神戸製鋼所)
岩井 正敏(株式会社神戸製鋼所)
杵渕 雅男(株式会社神戸製鋼所)
笹部 誠二(元株式会社神戸製鋼所)

Automotive Engineers of Japan, Inc.    All rights reserved.


[ B A C K ]

[ C L O S E ]