タイヤ温度特性が車両運動特性に及ぼす影響
2012
受賞論文賞
受賞理由 タイヤ特性が温度によって変化することはよく知られている。しかし、日常的な車両 運動性能試験における温度管理は、慣らし走行程度に留まる。本論文では、恒温槽 に入れたタイヤで、タイヤのコーナリング特性の温度依存性を把握するとともに、それ に基づいて求めた実験式の適用によって、温度依存性を持った運動性能基本指標の 予測を可能とした。さらに実使用環境下におけるタイヤ温度を調査することで、一般 走行時の車両運動性能を検討した。その結果、タイヤ温度の影響を、タイヤ単体に 留まらず、車両走行時においても明確に指摘している。基本的な分野でありながら、 これまで欠けていたところを実用性のある形でまとめた本研究の成果は、今後の車 両運動性能研究や評価精度向上に大きく寄与する。
関連文献自動車技術会論文集 Vol.42 No.2
受賞者大久保 良輔(トヨタ自動車株式会社)

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