成人および高齢者胸部骨格FEモデルの開発(第2報)
2012
受賞論文賞
受賞理由 車両の安全性は、ダミーを用い傷害基準値により評価する。これまでの傷害基準値は、年齢を考慮したもの ではなく、若年・高齢者を含めた平均の耐性に基づき設定されてきた。近年、乗員や歩行者の傷害程度を シミュレーションで予測するため、人体有限要素(FE)モデルが開発されている。モデルの材料特性では、 若年・高齢者を含めた耐性値が組み込まれている。本論文では、人体FEモデルの胸骨の材料特性として、 特に高齢者の特性を取り入れることで高齢者におけるモデルの応答精度を向上させ、生体忠実度の高い人 体FEモデルの開発に着手している。今後、同モデルを用い高齢者特有の傷害メカニズムが解明されること で車両の安全対策が加速され、高齢者保護の促進に貢献することが期待される。
関連文献自動車技術会論文集 Vol.42 No.3
受賞者伊藤 修(株式会社本田技術研究所)
伊藤 優一(株式会社本田技術研究所)
独古 泰裕(株式会社本田技術研究所)
森 史江(株式会社ピーエスジー)
大橋 一樹(株式会社ピーエスジー)

Automotive Engineers of Japan, Inc.    All rights reserved.


[ B A C K ]

[ C L O S E ]