世界初となる紫外線を大幅にカットする自動車用フロントドア強化ガラスの開発
2012
受賞技術開発賞
受賞理由 自動車のガラス面は視界を確保することで安全性や解放感をもたらす一方で、太陽光に含まれる紫外線侵 入の開口面ともなる。乗車中の日焼けが強く意識されつつある中、紫外線の侵入防止は女性ユーザを中心 に強く望まれてきている。本技術は、前面ガラスは合わせガラスという特徴を生かし、中間膜で紫外線をカ ットすることでこのニーズに応えた。一方、ドアの窓ガラスは単板の強化ガラスなので、これまでは紫外線の カットが難しいとされていた。そこで、紫外線のカットと傷付きにくさを両立した薄い特殊な皮膜をガラス表 面につくることで、前面ガラスで実現していた紫外線カット率(約99%)と同じ性能をドアの窓ガラスでも世界 で初めて実現した。日焼けを気にせずに乗車するという、新しいユーザニーズに応える技術として高く評価 できる。
受賞者猪熊 久夫(旭硝子株式会社)
小平 広和(旭硝子株式会社)
速水 裕(旭硝子株式会社)

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