Influence of Pad Wear on Pad Dynamic Stiffness
2013
受賞浅原賞学術奨励賞
受賞理由自動車用のディスクブレーキには制動性能に加え静粛性が要求されており、いわゆる「ブレーキの鳴き」のメカニズムの解明やその抑制について多数の研究がなされている。ブレーキの鳴きは温度、湿度等の自然条件や、ブレーキの使用状況によっても再現性が異なるためモデル化が困難であり、解析も難しい。受賞者はブレーキパッドの摩耗による特性変化に注目して基礎的な実験を行い、パッドの剛性が母材剛性と表面剛性の直列結合で表されることを示し、摩耗によってパッドの表面粗さが小さくなるにつれて表面剛性が線形的に大きくなることを見出した。さらに、提案したモデルを用いた振動解析を行い、表面粗さとブレーキ鳴き発生の関係も考察しており、今後のブレーキの鳴きの抜本的な対策に向けての活躍が期待される。
関連文献EuroBrake, EB2012-NVH-04
受賞者小坂 享子(株式会社アドヴィックス)

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