熱交換器のシステム効率を向上する薄型統合冷却システムの開発
2013
受賞論文賞
受賞理由過給機やハイブリッドシステムを搭載した車両では、エンジン本体に加えてインタークーラやバッテリ冷却のための追加熱負荷が生じ、それら熱交換器群の小型化と効率向上の両立が課題となる。本研究では、各冷却対象の熱負荷配分が走行条件によって変化することに着目した車載熱交換器の新設計法として、空調用と補器用の液冷システムを一体化し並列配置することで、従来車両と同等の装置薄型化と燃費改善3~5%に相当する性能向上を達成した。特に、各対象機器の冷媒温度特性の違いを利用して複数の冷却機能の切り替えを付加的制御なしに実現する新システムを考案し、また空調冷媒冷却に空冷、液冷を併用するための最適条件を明らかにするなど、実用性、発展性に優れた技術であると評価される。
関連文献自動車技術会論文集Vol. 43 No. 1
受賞者岩崎 充(カルソニックカンセイ株式会社)
原 潤一郎(カルソニックカンセイ株式会社)
回谷 雄一(カルソニックカンセイ株式会社)

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