パラレル方式ディーゼルHEVの構成要素最適化の基礎検討
2013
受賞論文賞
受賞理由ハイブリッド自動車(HEV)の動力装置は、主にエンジン、モータ、バッテリから構成されている。これらの性能、容量などを最適化するための手段として、実験データ、物理・化学的なメカニズムに基づく数式やその計算値から求めた数値データをサブモデルとして組み込んだ車両モデルが用いられている。エンジンとモータについては、既存の機種の実験から得られたデータを補間して用いることができるが、リチウムイオンバッテリに関しては、必要な特性が事前に得られず、ごく簡単なモデルで代用することが多かった。本論文では、バッテリ内部のリチウムイオンの輸送モデルから充放電特性を計算し、さらに各種損失を考えて算出したエネルギー効率をバッテリの性能モデルとして用いたところに特徴がある。このモデルを用いて、パラレル方式ディーゼルHEV搭載車両の実用性の高い最適化設計手法を提案していることは高く評価される。
関連文献自動車技術会論文集Vol. 43 No. 5
受賞者中村 俊貴(JX日鉱日石エネルギー株式会社)
草鹿 仁(早稲田大学)
中野 大夢(早稲田大学大学院)

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