スチールとアルミニウム合金のFSW異材接合サブフレームの開発
2013
受賞技術開発賞
受賞理由金属間の界面を強く摩擦して摩擦熱で軟化させ、溶融することなく固相で攪拌して接合する摩擦攪拌接合(FSW)の原理により、アルミとスチールの接合を生産ラインで実用するシステムを開発した。スチール側は攪拌せずに表面を清浄化するに留め、また十分な接合強度を得るための、重ね継手線接合を多関節ロボットにて実現するという新たなコンセプトが実用化につながった。開発した技術はアルミとスチール間の電食防止対策も同時加工でき、また量産用検査に適した接合部の非破壊検査技術も新たに開発しており、実用性が高い。自動車の主要構造部材であるサブフレームの量産ラインに採用し軽量化と高剛性化に成功するとともに、他部品へも適用可能な異材接合技術の確立を実証した。今後の自動車産業をはじめ、広い産業分野で波及効果が大きい技術開発である。
受賞者宮原 哲也(株式会社本田技術研究所)
大浜 彰介(株式会社本田技術研究所)
矢羽々 隆憲(本田技研工業株式会社)
畑 恒久(株式会社本田技術研究所)
佐山 満(株式会社本田技術研究所)

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