ピストンリング諸元が吸気管負圧時のオイル上がりにおよぼす影響
2014
受賞論文賞
受賞理由エンジンの潤滑系が長年抱えてきた課題の一つとして、オイル上がりの抑制がある。この対策として、オイルの通路となるピストンリング合口を塞ぐことが考えられてきたが、詳細なメカニズム解明や研究が行なわれてこなかった。この課題に対して、ピストン周辺部の影響を詳細に調査するために開発した独自の計測手法を基に、丹念な実機評価を行い、合口を塞ぐことでオイル上がりが抑制される効果は、ピストンランドの過渡的な圧力影響を介するものであるという、新たな知見を見いだした。これはオイル上がり低減に新たな技術開発の機会を与えるものであり、高く評価される。
関連文献自動車技術会論文集 Vol. 44 No. 2
受賞者稲垣 英人(株式会社豊田中央研究所)
勝見 則和(株式会社豊田中央研究所)
山田 智久(株式会社豊田中央研究所)
野沢 右(株式会社豊田中央研究所)
川合 清行(TPR株式会社)

Automotive Engineers of Japan, Inc.    All rights reserved.


[ B A C K ]

[ C L O S E ]