JSAE HOME

マツダ車速感応型4WSシステム

  • マツダ車速感応型4WSシステム

・ '80年代後半に市場導入した日本車の後輪操舵システムは、日本の自動車 技術の先進性を世界に訴求した。
・ マツダは車速感応型4輪操舵として、低速では機敏な小回り性、中速で人車一体 感のある操縦性、高速で信頼感のある安定性が得られるシステムを開発した。

保管場所 マツダ株式会社 (〒730-8670 広島県安芸郡府中町新地3ー1)
製作(製造)年 1987
製作者(社) マツダ株式会社
資料の種類 量産車
現状 使用中・公開
型式
名称
車速感応型4WS
通称名
車速感応型4WS
会社名 / 制作
会社名
マツダ㈱
用途
操舵
実物所在
マツダ㈱
搭載車名
カペラ
製作年
1987
設計者
金澤 啓隆
構造・方法・手段・方法等基本:車速感応型4輪操舵 構造・手段:コントロールヨーク、ベベルギヤ
技術要旨1)高速走行での安定性と低速走行での小回り性の大幅改善を達成した。
2)前輪操舵角に対する後輪操舵角の比を車速に応じて連続的に制御することを、機械・油圧技術と電子技術を巧みに組み合わせて具体化し、車両運動特性を全車速域で理想の特性に保つ技術を完成させた。
エピソード・話題性世界初の車速感応型4WS
参考文献1)マツダ技報6号(1998年4月発行) 2)図解自動車のテクノロジーII(両角岳彦編著、1992年発行)