福祉車両の販売台数は、1996年に9000台に満たなかったが、介護保険制度が導入された2000年頃から急激に増加し、2003年には4万台へと大幅に増加した。高齢化のさらなる進展と障害者の社会参加の高揚を背景として、福祉車両は今後も堅調に需要が増えていくと思われる。 福祉車両の大まかな歩みは、1970年代後半に施設向けに送迎用の車椅子移動車の販売が始まり、1980年代前半に施設向けよりもひと回り小さい個人向けの車椅子移動車の販売が始まった。1995年頃から車への乗り降りが楽にできる回転シート車や昇降シート車、身体の不自由な人の運転を補助する運転補助装置付の車が発売された。運転補助装置付車両は、2003年現在で年間約5000台と推計されている。 注)車椅子移動車とは、車椅子に座ったままで乗り込める車両をいう。 |