操舵装置の電子制御化技術による自動車の進歩発展への貢献 | |
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年 | 2014 |
受賞 | 技術貢献賞 |
受賞理由 | 自動車に求められる機能には燃費向上の他に、運転する機能の向上も重要である。受賞者は、この中でも従来は油圧駆動であるがために多くのエネルギーを消費していたパワーステアリングを電動化し、効率を大幅に向上させ、世界で初めて量産車に実用化した。また、併せて開発したモータのトルク制御技術をベースに、自身で解明した緊急操舵時のドライバ特性を反映し、電動ならではの高度な制御でギア比を変化させる技術によって、運転の楽しさ・安全性・燃費を向上させた。これら開発は、操舵という自動車の基本に関する創始的なものとして、技術の進歩発展に貢献した。 |
受賞者 | 清水 康夫(株式会社本田技術研究所) |