配光可変ヘッドランプの研究開発と商品化 | |
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年 | 2014 |
受賞 | 技術開発賞 |
受賞理由 | 我が国では、歩行者の死亡事故のうち約70%が夜間に発生している。夜間の歩行者事故を低減するための一つの方策としてハイビームを積極的に使用することが考えられる。しかし、単にハイビームにするだけでは、対向車あるいは先行車のドライバに眩しさを与えるものになるため、対向車、先行車の存在をカメラにより検知してその部分を遮光し、路側にいる歩行者のみを明るく照らすランプ制御技術が有効である。受賞者らは、LEDヘッドランプを用いて、可動シェードにより5種類の配光パターンを交通環境に応じて可変とする技術を開発し、いち早く市場導入したものであり、夜間の歩行者事故の低減が大いに期待でき、高く評価される。 |
受賞者 | 大塩 洋彦(株式会社小糸製作所) 堀 宇司(株式会社小糸製作所) 望月 清隆(株式会社小糸製作所) 毛利 文彦(トヨタ自動車株式会社) 中川 享俊(トヨタ自動車株式会社) |