超薄肉射出成形インストルメントパネル表皮技術の開発 | |
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年 | 2014 |
受賞 | 技術開発賞 |
受賞理由 | インストルメントパネルは、一番大きな内装部品であり、視認性確保や、高級感も要求される。軟質パッド付きインパネの材料・製造技術には、素材が高価で、製造に手間が掛かり、製品にならない部分の廃棄物が大量に発生するなどの問題があった。受賞者らは、最も汎用的な射出成形を用い、超薄肉のインパネ表皮を短時間で効率的に製造する技術の実用化に成功した。加工性の良い材料開発に加え、無人で製造できる工法開発、製品形状の工夫による連携の成果である。35%の低コスト化や廃棄物削減が可能であり、実用的な技術として高く評価される。 |
受賞者 | 中村 哲男(カルソニックカンセイ株式会社) 小野田 剛(カルソニックカンセイ株式会社) 寿原 雅也(日産自動車株式会社) 徳毛 一晃(日産自動車株式会社) 石井 郁(日産自動車株式会社) |