日本機械学会との共催で、毎年交互に開催しているシンポジウムです。
第32回内燃機関シンポジウム
実行委員長 志賀 聖一
幹事長 荒木 幹也
第32回内燃機関シンポジウムは「完全オンライン実施」へ変更いたします。
ハイブリッド開催に期待を寄せてくださったみなさまには,誠に申し訳ございません。
ご迷惑をおかけすることになった全てのみなさまに,委員長・幹事長より深くお詫び申し上げます。
県内の新型コロナ感染症の急速な拡大懸念の状況を受け、同実行委員会、並びに会場の群馬大学との協議により、完全オンライン開催することがさきほど決定となりました。
現時点をもってハイブリッド開催を断念するものであります。
旅のご準備もなさっていたことと拝察いたします。誠に恐れ入りますが、群馬へのご来訪はまた次の機会にお願いできれば幸いです。
急なご案内となりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。
完全オンライン開催となりましても最善のシンポジウムとなるよう準備を進めてまいります。
シンポジウム当日は、どうか活発な議論を頂ければ幸いです。
※参加登録頂いた皆様には、12月3日11:00に配信しております「【重要】第32回内燃機関シンポジウム 講演会参加方法及びアブストラクト集・講演論文集ダウンロードのご案内」をご確認いただき、オンラインにてご参加ください。
※懇親会及びエクスカーションも中止となります。(懇親会参加登録頂いた皆様には、返金方法につきまして別途ご案内申し上げます。)
本件に関しご不明等ごさいましたらご連絡下さい。E-mail: ice@jsae.or.jp
1979年に第1回を開始し、1984年から毎年開催となり、うち2回は国際化のためにソウルとジェジュで開催し、今回32回目を迎えます。ときはまさに収束の見えない未曾有の感染症、そしていくつかの国々は電動化の前倒し発表と、これ以上ないほどの向かい風が吹いています。このようなときこそ、エンジン技術のふるさとの一つといえる太田の地で、私たちが向かうべき道を冷静に、そして熱く語り合おうではありませんか。そのために、討論に十分な時間を確保していることも特徴となっています。ハイブリッド技術はもとより、CO2をゼロにする取り組みなど、広く意欲的な研究成果を募集します。シンポジウムの形式も、対面とリモートのハイブリッド開催を前提として、多くの皆様のご参加を地域の人々とともにお待ちいたしております。
*感染症の状況により、完全オンラインとなる場合があります。
第32回内燃機関シンポジウム
実行委員会委員長 志賀 聖一
日時 12月7日(火)15:30~17:00
会場 群馬大学 太田キャンパス B室
テーマ 水素ならびにアンモニア利用技術
司会 志賀 聖一氏(群馬大学)
<演題・講師>
1.「水素エンジンの実用化に関する研究」 伊東 明美氏(東京都市大学)
電動化が困難な重量車では、二酸化炭素排出量削減が大きな課題となっている。一方、水素ステーションに目を向けると、約3万基存在するガソリンスタンドと比較して現在100基少々の稼働であり、任意のエリアを走行する自家用車に対しては数が不足している。また水素を利用する燃料電池車保有台数は2019年時点で3695台であり、水素ステーションの自律的経営のためには不足している状況である。ここで、走行エリアが限定され、かつ日々大量の燃料を使用する重量車に水素エンジンを搭載すれば、これらの課題を解決することができる。ここでは筆者らが開発した水素エンジンを紹介し、今後の課題について述べる。
2.「燃料および水素キャリアとしてのアンモニア利用技術」 神原 信志氏(岐阜大学)
グリーン/ブルーアンモニアは,燃料アンモニアおよび水素キャリアとして脱炭素エネルギーのひとつに位置づけられた。本講演では,アンモニアについての政策動向を概説した後,その利用技術と新技術を解説し,今後の展望を述べる。グリーン/ブルーアンモニアの製造方法とコスト,燃料アンモニアの利用方法と利用分野,水素キャリアとしての利用方法と利用分野,最近の研究開発動向をレビューする。また,工場排水からアンモニアを回収してエネルギーリサイクルするシステムを提案します。最後に,アンモニア利用の脱炭素社会の展望と課題を述べる。
3.「Perspectives for Ammonia Use in Spark-Ignition Internal Combustion Engines」 Juan C. González Palencia氏(群馬大学)
Ammonia is one of the largest produced chemicals in the world. Recently, ammonia has gained attention as sustainable energy carrier. Ammonia combustion does not produce CO2 emissions; and can be used in internal combustion engines with relatively small modifications. However, due to its low burning velocity, stable operation of internal combustion engines using ammonia is challenging. From the point of view of exhaust emissions, ammonia contains nitrogen that causes the formation of fuel NOx. Furthermore, unburned ammonia presents a challenge, as adverse effects for human health appear for ammonia concentrations as low as 50 ppm. In this presentation, the strategies and challenges for ammonia use in spark-ignition internal combustion engines will be discussed
第32回内燃機関シンポジウムは、現地会場である群馬大学太田キャンパスとオンラインを併用したハイブリッド形式による開催を予定しております。
講演発表方法(対面もしくはオンライン)につきましては、講演申込時(あくまで現時点の予定で結構です)ならびに参加登録時の2回にわたり希望を伺います。
※必ずお読みください。
▶ お支払方法:クレジットカード決済・銀行振込み(請求書)のいずれか
会員資格 | 早期参加登録: 2021年11月15日迄 |
参加登録費: 2021年11月16日~当日 |
---|---|---|
正会員 | 13,000円(税込) | 16,000円(税込) |
一 般 | 28,000円(税込) | 31,000円(税込) |
学生会員 | 4,000円(税込) | 6,000円(税込) |
学生(会員外) | 8,000円(税込) | 10,000円(税込) |
【重要】早期参加登録の適用は、参加登録が11/15までに完了した事をもって適用致します。
※共催および協賛学協会会員は会員扱いとなります。
第32回内燃機関シンポジウムの「完全オンライン実施」に伴い、懇親会を中止とさせていただきます。
・日時:2021年12月8日(水) 18:00~20:00
・場所:ダニエルハウス / 太田市(予定) 〒373-0851 群馬県太田市飯田町895
・参加費(税込み)正会員 / 一般 5,500 円 学生3,300 円
(ご連絡)
申込を開始致しました。(11月19日)
事前に第32回内燃機関シンポジウム参加登録を完了した皆様には、11月19日に申込案内メールを配信しております。
参加希望の方は、内燃機関シンポジウム「マイページ」より懇親会をお申込みください。
(懇親会開催にあたり)
・会場の入場制限を設けておりますので、制限を超えた場合はお断わりすることがございます。
・飲食時以外はマスクの着用をお願い致します。
・感染症の状況により懇親会の中止の可能性もありますので、予めご了承ください。
※懇親会開催状況につきましては、随時ホームページに情報を更新してまいります。
公益社団法人自動車技術会 技術・育成交流グループ 岡崎・小山 E-mail: ice@jsae.or.jp