イベント
<参加者募集>公開委員会「FMI (Functional Mockup Interface)によるモデル接続講習会」
2021.07.29
開催日時 | 2021年 10月 22日 (金) 13:30 ~ 17:00 | |
会 場 | オンライン開催。お申込みいただいた方に、後日、アクセス情報をお送りします。 | |
企 画 | 公益社団法人自動車技術会 自動車制御とモデル研究部門委員会 FMI活用・展開検討WG | |
参 加 費 | 無料 | |
申込締切 | 2021年10月20日(水)17:00 | |
申 込 先 | https://tech.jsae.or.jp/opencom/Entry.aspx?id=0091 | |
問い合わせ | 技術交流事業課 小山 e-mail : tech@jsae.or.jp | |
プログラム | プログラムPDF版はこちら | |
13:30 ~ 13:35 | 開会挨拶 | 自動車制御とモデル研究部門委員会 FMI活用・展開検討WGリーダ 平野 豊 氏(Woven Planet) |
13:35 ~ 14:05 | 講演1 | 「FMI (Functional Mockup Interface)の概要について」 佐藤 裕司 氏(三菱スペース・ソフトウエア株式会社) |
FMIに関する基本的な知識や情報について説明する。 まず、FMIの成り立ちについて説明し、その後FMIの2つの動作モードであるModel ExchangeとCo-Simulationの基本構造について、それぞれの基本構成と特徴について解説する。 サポートするシミュレーションツールについて説明する。 | ||
14:05 ~ 14:30 | 講演2 | 「FMIの2つの動作モード(Model ExchangeとCo-Simulation)について」 緒方 洋介 氏(シーメンス株式会社) |
本資料では、FMIの2つの動作モードにおける、実用上の課題を議論する。計算実行上の課題を理解するに、シミュレーションの安定性に関する議論を含め、Model Exchange及びCo-Simulationでの課題と対策法、また選択の指針について述べる。 | ||
14:30 ~ 15:10 | 講演3 | 「FMIの詳細について(実務適用するために知っておきたいこと)」 広野 友英 氏(ニュートンワークス株式会社) |
FMIを使用して実際にシミュレーションを行う上での注意点について説明する。FMUの生成、情報の隠蔽などFMI特有の問題と、一般的なCo-Simulationとして注意すべき点である変数の決定方法、エラー事例とその対策に関する解説を行う。 | ||
15:10 ~ 15:25 | 休憩 | |
15:25 ~ 15:45 | 講演4 | 「実践的な車両モデルを使ったシミュレーション事例」 斉藤 春樹 氏(日産自動車株式会社) |
車両を構成する要素部位ごとに異なるツールベンダからFMUで入手し、実践的な車両モデルを構築する事例。当該モデルは、複数のシミュレーションツールを使用した際も同等の結果が得られておりFMIを利用したモデル交換の実用性の高さを示す。 | ||
15:45 ~ 16:05 | 講演5 | 「FMIを用いた3D CAE連携の活用と適用事例」 関末 崇行 氏(アンシス・ジャパン株式会社) |
近年では1Dシミュレーションモデルや3D縮約モデルをFMI規約に基づいたモデル交換プロセスを活用して様々なツール間でのモデルの活用が成され,3D-CAEと融合した複雑な問題への適用が試みられている。その事例について紹介し,課題と活用方法について提案する。 | ||
16:05 ~ 16:25 | 講演6 | 「SSPと構造化FMU適用事例の紹介」 高 鋭 氏(モデロン株式会社) |
複雑なシステムのシミュレーションのためには、モデルの構造化により、可読性/保守性の向上を図る場合が多い。 FMIで接続する場合も、個々のコンポーネントモデルのFMUを同一階層で接続すると煩雑になり、保守性も悪くなる。 このため、FMUの階層化と統合的な信号・パラメータの管理まで行うSSP(System Structure and Parameterization)が、モデリカ協会内で企画開発されてきた。 SSPの概要説明及び構造化したFMUの適用事例を紹介する | ||
16:25 ~ 16:55 | 講演7 | 「FMI 3.0およびeFMIの概要」 平野 豊 氏(Woven Planet) |
FMI 3.0は、2021年4月にBeta-1版の仕様が発表された。従来のFMI 2.0に対して、一定時間ごとに実行されるvECUモデルのようなモデルをサポートするFMI for Scheduled Executionモードが追加されている。また、ベクトルや行列形式での信号のやり取りや、バイナリ形式センサデータの授受、アイコンのサポートなどの多くの機能が追加されている。一方、eFMI(FMI for embedded systems)は、EU ITEA3 Project EMPHYSISによって推進され、HILSや実ECUで物理モデルをリアルタイム実行するような用途を想定して、物理モデルからECUなどでの実行モデルを自動生成する機能などをサポートする。これらの機能の概要を、紹介する。 | ||
16:55 ~ 17:00 | 閉会挨拶 | 自動車制御とモデル研究部門委員会 FMI活用・展開検討WGリーダ 平野 豊 氏(Woven Planet) |