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Vol.13 No.1

DeNOx触媒
森 雄一
Yuichi Mori
編集委員、堀場製作所
JSAE ER Editorial Committee, HORIBA,Ltd.

DeNOx触媒(セッション No.88)

 本セッションではディーゼルエンジンの排出ガス後処理技術に関するモデリング研究が報告された。ここではリーンNOxトラップ(LNT)のモデルベース開発に関する研究について紹介する。
 大堀ら(1)は、NOx吸蔵材に吸蔵されたNOxの還元において、還元ガスの中でH2が最も活性が高いものとし、NOx還元モデルに、表1の反応式(R91、92)による還元を適用した。また、吸蔵NOxのH2還元により、NH3の生成(R95)とNH3による吸蔵NOx還元(R93、94、96)の反応についてもモデルに適用した。以上の前提条件から得られたLNTモデルのシミュレーション結果と実測結果を比較したものを図1に示した。本結果から次の2点を確認した。
 ①リッチでのH2生成タイミングが良く一致していることから、空燃比センサによるLNT再生の終了判定に活用できるモデルである
 ②リーンでのNOxの吸蔵やリッチで副生するNH3やN2Oの挙動も概ね良くシミュレーションできている
 以上のことから、モデルベース開発に活用できる精度を備えたLNTモデル構築を実現した、と結論付け、NOx還元モデルへ適用する還元反応式の重要性を示唆した。

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【参考文献】
(1) 大堀 鉄平、猪股 浩典、板垣 裕、小澤 恒、石川 直也:リーンNOxトラップのモデルベース開発に関する研究(第2報)、2022年秋季大大会学術講演会講演予稿集、No.20226021