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Vol.16 No.4

先進火花点火機関IV - 要素技術-
宮川 浩
Hiroshi MIYAGAWA
本誌編集委員
JSAE ER Editorial Committee

講演紹介(1)

 松崎ら(1)、安藤ら(2)から、第3世代e-POWER向けに開発された新型1.5L・3気筒ターボエンジンについての紹介があった。発電専用エンジンという特性を鑑み、燃費性能と出力性能を重視した開発を行った。STARC燃焼コンセプトを初採用し最大25%のLP-EGRの実現と圧縮比13とすることで42%の熱効率を達成した(図1,2)。また、発電専用で低速トルクや過渡応答への要求が小さいことから、大径ターボチャージャとすることで排気圧力と排気温度、残留ガス量を低減した。ヘッド冷却の改善などと合わせてノッキングを抑制し、出力と熱効率の両立を図っている。さらに、凝縮水の発生を回避した暖機中のEGR率制御(図3)および冷却制御を行うことで、モード走行平均では前世代比で平均8%の熱効率向上を達成した。

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