TOP > バックナンバー > Vol.16 No.4 > エネルギーのCNに向けた技術・インフラ
前田(1)らは、微細藻類ナンノクロロプシスを用いたバイオ燃料研究を、社会実装を見据えた具体的な設計論へと発展させた。図1では、異性化温度を190℃から250℃へ高めることで、同一の油脂原料からディーゼル代替燃料主体の生成物をガソリン相当成分主体へ切り替えられることを示した。ここでいう異性化とは、直鎖パラフィンを枝分かれした構造に変えて燃料の性質を調整する反応であり、温度上昇により分解反応も進むため、250℃ではガソリン相当成分が86%に達した 。また図2では、工場の排熱や排水を活用し、さらにCN電力・CN水素を組み合わせることで、燃料1kg生産当たりのCO2排出を大幅に削減し、CO2削減率90%の達成可能性を提示した。
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