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Honda CBR1000RR<ABS>

  • Honda CBR1000RR<ABS>
  • Honda CBR1000RR<ABS>

「オール・ザ・ベスト・イン・スーパースポーツ」を開発のキーワードに、スポーツ走行を楽しむベテランのユーザーを中心に好評を得ているスーパースポーツモデル CBR1000RRにスーパースポーツモデル用に世界で初めて開発した電子制御式“コンバインドABS”を搭載。 スーパースポーツモデルは、車両のコンセプト上、ホイールベースが短く車両重量が軽い設計となっていて、急激な制動時に車体が大きくピッチングする傾向にあるため、車体の挙動を安定させることができるブレーキシステムの開発が求められていた。 このシステムは、コンバインドブレーキシステム(前・後輪連動ブレーキシステム)と、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)の双方を電子制御化し、より緻密にコントロールすることで、ブレーキング時の安心感を大幅に高めている。 ABSタイプの追加で、より幅広いスポーツファンの要望に応えられるものとした。

保管場所 Honda Collection Hall
製作(製造)年 2009
製作者(社) 本田技研工業株式会社
資料の種類 量産車
現状 保存
車名 / 製作
車名
Honda CBR1000RR<ABS>
型式
SC59
会社名
本田技研工業株式会社
車種・用途
自動二輪車
実車所在/模型
Honda Collection Hall
型式 / 重量
スタイル
オートバイ
乗員
2名
車両重量
211kg
車体 / 寸法
全長
2,080mm
全幅
680mm
全高
1,130mm
前照灯
ラインビーム
タイヤサイズ(前)
120/70 ZR17 M/C 58W
タイヤサイズ(後)
190/50 ZR17 M/C 73W
車体 / 車軸 / 操縦 / 付属
フレーム
ダイヤモンド
懸架方式(前)
テレスコピック式(倒立タイプ)
懸架方式(後)
スイングアーム式(ユニットプロリンク)
軸距
1,415mm
車高調整
なし
ブレーキ(前)
油圧式ダブルディスク [電子制御式”コンバインドABS]
ブレーキ(後)
油圧式ディスク [電子制御式”コンバインドABS]
ダンパー(前)
あり
ダンパー(後)
あり
走行安定装置
前後輪連動ブレーキ(電子制御式”コンバインドABS)/HESD
特徴
シャーシー全体で徹底した軽量化と高出力化に伴うさまざまな改良を実施。新設計のフレーム、オフセット量を増加させたフロントサスペンションなどにより、クイックなレスポンスと安定した高速旋回性を両立させた。 また、走行状況に応じてECUが常時最適な減衰力特性を維持する、電子制御方式油圧式ダンパー「HESD(Honda Electronic Steering Damper)」を採用し、路面からの外乱や振動を効果的に低減するよう、減衰特性を高めている。
機関 / 寸法 / 出力
種類
水冷 4ストローク
気筒配列
直列4気筒
弁機構
DOHC 4バルブ
気化器
電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-DSFI)>
内径x行程
76.0×55.1mm
排気量
999cc
点火系
フルトランジスタ式 バッテリー点火
最高出力/回転数
87[118]/9,500 (kW[PS]/rpm)
最大トルク/回転数
95[9.7]/8,250 (N・m[kg・m/rpm])
排気浄化
三元触媒/空燃比フィードバック制御機構/二次空気供給装置
過給機
なし
潤滑方式
圧送飛沫併用式
始動方式
セルフ式
燃料タンク容量
17.0L
特徴
力強い出力特性を持つ新開発の 水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒1,000ccエンジンは、軽量化とコンパクト化を徹底的に追求。 シリンダーヘッドの小型化をはじめ、クランクケースやラジエーター、各パーツ類の徹底的な軽量化を図っている。 燃料供給装置はスロットルレスポンスに優れた、1気筒あたり2つのインジェクターをもつ電子制御燃料噴射装置(PGM-DSFI)を採用。 排出ガスのクリーン化については、エキゾーストパイプとマフラー内に触媒装置(キャタライザー)を装備することで、平成19年国内二輪車排出ガス規制に適合させている。
ハイブリッド
ハイブリッドシステム形式
なし
駆動系
変速機
常時噛合式6段リターン
動力伝達方式
チェーン
クラッチ形式
湿式多版ダイヤフラム・スプリング
性能
燃費率
24.5(60km/h 定地走行テスト値)